新作/ヴィソン、トーキョーバイクトーキョー 特集/ブティック 特集/ポップアップストア 連続企画/人が集まる拠点をつくる VOL.3 アートとカルチャーの発信拠点
NEW SHOP & ENVIRONMENT/VISON、TOKYOBIKE TOKYO FEATURE ARTICLE/BOUTIQUE SHOPS SPECIAL FEATURE 1/POP-UP STORE SPECIAL FEATURE 2/MAKE A BASE WHERE PEOPLE GET TOGETHER 3
10月号の大きな主題は、世界観、価値観、美意識といったものを、商空間デザインでどのように表現するか、です。 巻頭の新作特集は、まず、三重県に誕生した大規模商業リゾート「ヴィソン」。広大な敷地に、ホテル、大型の産直市場、地域食材を活かした飲食店、オーガニック農園など、クラフトやオーガニックといった世界観に満ちた注目のプロジェクトです。もうひとつの新作が、東京・清澄白河に開業した「トーキョーバイクトーキョー」。自転車ブランド・トーキョーバイクの旗艦店で、倉庫を改装した心地良い地域拠点です。「街を楽しむ」という価値観をリーシングとデザインで、明快に表現しています。 メイン企画は、業種特集「ブティック」。「NAKAGAMI」「マメクロゴウチ」「beatiful people」など、注目のアパレルブランドのショップをまとめて掲載します。ブティックの設計で重要なのは、ブランドの理念や世界観を空間デザインで端的に表現すること。特集の冒頭で、掲載ブランドのブランド理念を概説すると共に、それがどのような建材やエレメントに落とし込まれたかを解説します。 続いて、小特集「ポップアップストア」。期間限定店舗によって、出店時の初期費用を抑えつつ、短い期間でさまざまな立地に出店し、マーケティングとブランディングを試みる。そうしたポップアップストアが、今後重要な戦略となりそうです。 そして、連続企画〈人が集まる拠点をつくる〉。第3弾のテーマは、「アートとカルチャーの発信拠点」です。ギャラリー、カフェ、宿泊施設などを複合させながら、アートカルチャーを発信する拠点が、日本全国に生まれています。既存の価値観や美意識に揺さぶりをかける現代アートは、今どんな拠点から発信されているのかを取材しました。