特集/いま、「働く場所」~「どこでも働ける時代」に何がワークプレイス&オフィスの核になるのか 特集/ジェンダーニュートラルなショップデザイン
SPECIAL FEATURE 1/Workplace now Chapter 1 Office Chapter 2 Co-working space Chapter 3 Co-creation workspace Chapter 4 well-being SPECIAL FEATURE 2/GENDER NEUTRAL SHOP DESIGN
4月号は、オフィスに関する大特集です。この1年間でコロナ禍に後押しされて、「働き方」と「働く場所の在り方」が大きく変化しました。それは、新しい変化というよりも、コロナ以前から胎動しつつあった「自由度の高い働き方」「離散型のワークスタイル」「働き方の民主化」が、ウィズコロナを契機にして一気に加速した状況と言えます。 在宅勤務を含むテレワークを体験した結果、「むやみに会社に出勤するよりも、テレワークと出社のベストミックスこそが生産性を向上させる」と多くの人が気付きました。コロナ終息後も、おそらくこの流れはある程度定着し、既製のオフィスは縮小されていくでしょう。その時、「働く場所」には何が残るのか。何がワークプレイスの価値になっていくのか。それは「共創スペース」「気持ち良い自然環境」「多様な働き方に対応する多彩な仕掛け」かもしれません。今月号では、それらの具体例を掲載します。特にキーワードになっているのは「エンゲージメント」と「共創」です。その観点から誌面をご覧ください。 そして、第二特集は、「ジェンダーニュートラルなショップデザイン」です。これは、男性向けでも女性向けでもなく、あらゆる人に寄り添うこれからの店舗デザインです。「SDGs」の項目にも、性差による差別をなくすことが掲げられています。こうした、広義の「持続可能」な社会を前提とした店づくりは、今後、インテリアデザインのテーマになる可能性が大いにあります。実例として、スキンケアショップやブティックを掲載します。